Bloom Wind Orchestra
当団体は、「ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」の楽曲を演奏する、有志の吹奏楽団だ。
「花咲きたい!」
花帆ちゃん、そしてメンバー6人の真っ直ぐなきらめきに魅かれて走り始め、作品と作品の楽曲の素晴らしさを吹奏楽という形で多くの方にお届けできるように、奏者・スタッフで想いをひとつに活動している。
5月25日、彼らのオープニングコンサートが横浜市港北公会堂で行われる。
【Opening Concertまであと12日】
— Bloom Wind Orchestra (@bloom_wind817) 2024年5月13日
本日から演奏会当日まで、パートごとにカウントダウンを投稿します- ̗̀📣
11月の初回練習以降、同じ方向を向く仲間と共にひとつのサウンドを作り上げてきました。
初披露の曲が盛り沢山ですので、ぜひ聴きに来てください!
主催:るみえる#BloomWind#Bloom_Opening pic.twitter.com/JCcyTOAWtS
今日は、音楽に対して熱い想いを語ってくださる方にインタビューをさせて貰えることになった。
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──改めて自己紹介をお願いいたします!
「おはようございます! いつもお世話になりすぎてます、ベーシストとしっかり名乗れるように活動してる、ベース弾きのあゆねぎと申します。あゆでもねぎでもあゆねぎでも好きに呼んでください。 よろしくお願いします!」
──あゆねぎさん、今回はインタビューに応じていただきありがとうございます!かねてから、このインタビューに応えたいとお話を伺っていたのですが……。
「そうなんですよ!ようやくこのインタビューを受けられて、幸せです!!」
──その想い、全力でぶつけていただけますと幸いです。それではまずは好きなメンバーとキャストを伺っても宜しいでしょうか?
「変かもしれないですが、実は好きなメンバー、キャストって自分はいないんですよね。」
──そ、そうなんですか!?
「はい、実は……。蓮ノ空に関わらず、ラブライブシリーズってキャストとかメンバー、キャラクターが重視される傾向にあると思うんです。これは美少女アニメだとよくある話だと思うんですけど。音楽を重要な要素にしてるアニメを語るならやっぱり音楽じゃない?って自分は思いますね。笑」
──確かに、歌と踊り、想いや言葉で沢山の人の背中を押していますからね。
「長くなるので簡単にですが、自分がラブライブシリーズと出会って、ここまで熱くなれた理由はラブライブ!シリーズの音楽の素晴らしさに触れたからで。友人のガチライバーにもあんた珍しい見方するね、って言われたこともあるぐらいなんで多分珍しいんでしょう。笑」
──私自身、とても新鮮な見方だなと思いまして、素敵だなと感じます。
「キャラが見せる青春の1ページってのももちろん熱いし魅力的ですが! 特に蓮はストーリーもいいですしね。」
──間違いないですね。ストーリーで殴られる日々ですね。でも気になるメンバーくらいはいるのではないでしょうか……?
「まあ強いて言うなら夕霧綴理先輩かな……」
──3年生であり、唯一無二の世界を持っている先輩ですね。
「えぇ。ステージの上では天才的なパフォーマンスを見せるっていう設定が個人的に好きで、自分もステージの上に立つ時はその立ってる他の人を喰らうほどのパフォーマンスを見せていきたいな、って感じでベースを弾いてますし、何点か共感できます。(もちろん協調性やグルーヴ、バンドアンサンブルも大事にしますよ!笑) 天才的なプレイヤーに俺もなりたいぜ………」
──喰らう精神、良い意味で暴力的で、今を駆け抜けていると感じますね。他にもお好きなポイントは……?
「感受性や一つ一つの言葉もある意味天才って感じがしますし、そこもいいなと思うポイントです。 こんなこと言ってても、寝そべりがなんだかんだ好きなんですけどね実は……笑」
──寝そべり、可愛いですしね。ついつい集めたくなってしまいますが……っと話が逸れそうになった所で、戻しますね。あゆねぎさんが担当されている楽器は何ですか?
「自分が担当するのはベースです。」
── バンドでは心臓部とも言われている大切な楽器ですね。
「そうですね。正式名称はエレクトリック・ベースギター。今回演奏される楽器陣の中で、確かキーボードと共に唯一の電子楽器ですね。 音楽聴いてたらまず絶対耳にしてるんですが、如何せん目立たない楽器でしてね。認知度は抜群に低いと思われます。 Bassと英語で書くんですが、まあ文字通り低音の担当になります。意識しないと全然聴けないぐらいには……笑」
──ということは、つまり……。
「縁の下の力持ち的な存在ですね。低音って、あんまり聴こえないけど、それでもなくなると音が一気に寂しくなる不思議な存在で。めっちゃ必要なんですよ。ミスするとめっちゃ目立ちます。」
──……となると、大きな責任も伴いますよね。
「そうですね。あと面白いのは、たくさんの弾き方があるんですよね。基本的な弾き方で、暖かいサウンドが鳴らせる「指弾き」、硬いバキッ!としたサウンドで、振り抜く姿がかっこいい「ピック弾き」、あと音も見た目も派手で、打楽器みたいなパーカッシブな感じにかっこよく鳴らせる「スラップ」って言うように、一つの楽器でたくさんの音の出し方があるんですよ。 今回あんまり使わないんですが、「エフェクター」ってのもあって、まさに無限大の音が鳴らせます。 あと音を鳴らす部分が電気なので、同じベースって楽器でもいろんな見た目のベースがあって。そう言うところもぜひ見てもらいたいと思います。期待しててください。」
──おっとここで、村野さやかちゃんの伝家の宝刀「期待」という言葉が出てきましたね。
「ちなみに写真のやつは今回メインで出るやつです。かっこいいでしょ。もし公演の演奏動画が使える許可が出て、このブログを見てくれてる方が興味を持ってくれてたら、今回の公演の楽曲で使った機材や音作りを詳しく紹介する動画を作りたいなって思ってます。」
──かっこよすぎるベースを背負ったあゆねぎさんの姿を見れるBloom Wind Orchestraは、控えめに言っても強すぎますね。そんなBloom Wind Orchestraは、あゆねぎさんにとってどんな存在ですか?
「"挑戦する勝負できる場所"って感じですかね。」
──"挑戦する勝負出来る場所"ですか。
「私自身、ロックバンドからやってきた人でして。 吹奏楽っていう、中学高校と部活として存在しつつも、真面目すぎてつまんないだろうなってあの時思ってた場所に、今飛び込んでるわけですから。周りの団員の方達は、ブランクあるのにめっちゃ上手い方だったり、それこそずっと今までやってる方々がいて、本当にすごいんですよ。その中で、吹奏楽初めてです〜って殴り込んでる人が自分です。挑戦だらけです。でもいい経験になってます。大切な時間です。 でも私にとって、そんな団員は仲間でありライバルです。」
──ライバルですか。これまた大きく出ましたね。
「何上から目線なんだよって話なんですが……真っ向から音で勝負したいですね。バッチバチに戦いましょう。それでより良い化学反応が生まれたらなお最高ですね。」
──最高の音楽を作り上げるために、日々化学反応を起こしている。そんな化学反応の結果を、今週末の「Opening Concert」で見られるわけですが、どんなイベントでしょうか?
「"発芽する瞬間"が見られるイベントだと思います。 来年1月の金沢公演が花咲く瞬間ならば、前回のStreet Fes×LiveがBloom WIndって花の種を蒔いた瞬間だと個人的には考えてて。 今回のコンサートの規模的にも、ここがBloom Windの種が芽を出す時でしょう。その瞬間を是非見届けてほしいですね。」
──発芽する瞬間、と素敵な例えを頂きました。種を撒き、その芽が芽吹く瞬間を是非皆さんにも見届けてもらいたいですね。それでは、最後にここまで読んでくださった皆様にメッセージをお願いします。
「来てくれた方全員を最高に楽しませたいですね。その気持ちはロックバンドでベースを弾く俺も吹奏楽に乗る俺も変わりません。 特に前回出れなくて溜まってる気持ちも一気に放出したいですね。 この5月25日を最高の日にするために、俺や団員の皆様も全力を尽くします。が、来てくれる皆様のお力もぜひお借りしたいなと思いまして。 「暴れる」準備して。「期待」して。当日を迎えてください。 ライブハウス横浜市港北公会堂でお待ちしています。」
────暴れる準備と、期待だけを胸に私も足を運ばせていただきます。想いの溢れたメッセージをありがとうございます!以上、ベーシスト担当あゆねぎさんでした。オープニングコンサートでお待ちしております。次の記事まで、しばしまたれよ。